10年で594.3%リターン!日本株運用のプロに学ぶ投資法
「ウォーレン・バフェット」は世界的に有名な投資家です。投資未経験の人でも名前ぐらいは聞いたことあるかと
彼の名前をamazonで検索すると沢山の本が出てきて、投資哲学を学ぶには最適です
株取引したことのある人なら一冊ぐらいは彼に関する本を読んでいるでしょう
しかしバフェットの哲学を学ぶのは良くても、投資手法を日本市場において100%再現するには中々難しいです。米国の主要指標であるダウと日経の月足をご覧ください
左の米ダウチャートは調整はあるものの高値更新し続ける右肩上がりのチャート。翻って右の日経チャートはようやく上昇トレンドといったレベルで最高値を更新できていません
同じ「株式市場」でも人口減少が続き、新しい市場を生み出せてない日本と、移民等で人口が年々拡大しており、AppleやGoogleなど世界的企業を有する米国とでは異なる投資戦略が必要になってくるのです
そこで参考にしたいのが日本株で成功してきた人です
Amazonで株に関する書籍を探すと沢山出てきますが、日本で成功したトレーダーは短期などデイトレーダーが多いです。そしてだれを信じていいのかわかりません
そんなときに参考にしたいのが、塩住アセットマネジメントの「塩住秀夫」氏です
レッグ・メイソン・ジャパン・エクイティ・ファンド
「塩住秀夫」氏とは、世界的な投資家ジョージ・ソロスの元で日本株の運用を担当していた経歴の持ち主です。その後ご自身のファンドである「FTF Japan Equity(レッグ・メイソン・ジャパン・エクイティ・ファンド)」をつくられ現在も日本株の運用を行われています
驚くべき点は、2021年8月末時点で「FTF Japan Equity」の10年来トータルリターンは587.8%!!
年率単純換算すると58%という驚異的なリターンです
こちらのFUNDS INSIDERの10年来リターンで堂々1位
どのぐらいすごいのかモーニングスターの10年間のトータルリターンランキングを比較してみます
1位の「DIAM 新興市場日本株ファンド」はマネー誌によく取り上げられる有名な投資信託です。こちらも素晴らしいリターンですが年率換算で31.19%
しかし、Shiozumi Japan Opportunities Fundは日本の1位の倍近いリターンをたたき出しているのです
塩住氏の投資法
そんな塩住氏の投資法は「中小成長株への集中投資」です
「日本の社会・経済構造の変化に応じてどのような業種が日本経済の新たな牽引(けんいん)役になるのかを考え、トレンドとなりそうな業種の中で盤石のトップ企業として生き残っていく可能性のある企業の株」を買い進めていくようです
もちろん保有する株の中で大きく損を出す銘柄もあるようですが、大幅に値上がりする銘柄が補ってくれ、トータルで高いパフォーマンスを継続しています
そして塩住氏は言います
「難しいのは持ち続けること」
私自身も中小株主体でトレーダーとして保有し続ける難しさは何より痛感しています
少しでも値上がりすれば売りたくなるし、マイナス期間が長ければ長いほど少しでもプラスになると逃げたくなります
どんなに自分の中で優れている株と思っていても、評価されるのは1年後なのか10年後なのか誰にもわかりません。そんな中、株価が低調になってもじて持ち続けることが大切だと塩住氏は説いています
塩住氏の手法はサラリーマンの方でも誰でもできる投資法です。兼業の投資家が日本市場で資産形成するのであれば、このやり方が1番正攻法だと私は思っています