目次
40歳貯金ゼロ。何からはじめるべきか?
ステップ①+30,000円(月)を目指そう
まずは稼ぐことからはじめましょう(もう十分稼いでるならこの項は飛ばしてください。)
ただいきなり稼ぐと言われても何をどうしたらいいかわからないと思います。
よって今の収入より3ヵ月以内にプラス3万円を目指してみてください。
考え方として、会社員の方であれば今の給与からプラス@が狙えるかどうか。営業職の方であれはシンプルです。成果を出してインセンティブでプラス3万円を狙う。
逆に今の仕事でプラス3万円が難しいなら副業など考えられる方法を試します。
ステップ②賢く使う生活を徹底
次のステップにきたら賢く使うことを考えましょう。
家計を見える化
賢く使うためには家計管理が必要です。
なぜなら、自分は日々何のために何にお金を費やしているか見える化させることが大切だからです。漠然とした理解では、漠然とした行動しか生みだせません。
その上で毎月給与の20%を貯蓄に充てられるように支出管理を行います。
収入が少なすぎて20%は無理って方は稼ぐ項目に戻って収入を増やすことに注力してください。
ただ経験上、そこそこの給与もらっておきながら少ない!って思われる方が多いです。
この場合は無駄な支出が多すぎるケースが多いです。
よって収入の20%で生活できるように無駄な支出を徹底的に洗い出してください。
困ったら「それって自分の人生にとって本当に必要な支出?」と問いかけてみてください。
銀行口座は使途に応じて使い分け
銀行口座は貯蓄用と支払い用に分けるなど、支払いと貯蓄を一緒にしないようにしてください。
貯蓄用は金利低くとも使い勝手の悪い銀行の方がおすすめです。
金利なんてたかがしれてますが、ふとお金をおろせてしまう損失の方が大きいです。

クレジットカードの見直しと効果的な使い方
クレジットカードの見直しも同時に進めていきます。
カードもっていると無駄に使いそうで怖い!って場合は固定費の支払い用に1枚だけ保有しておき普段は持ち歩かないようにします。そして普段の買い物や変動費の支払いにはプリペイドカードを使いましょう。
こうするとカードで支出が制御できなくなることもないですし、ポイントの取りこぼしもなくなります。
またカードのポイントを貯める際は、年間通して何にお金を使っているか把握した上でその支出をフォローできるポイントを貯めてください。
例えば海外旅行好きならマイレージ、国内なら楽天トラベルで使える楽天ポイントやじゃらんで使えるリクルートポイントなど。
その他にも住民税をご自身で支払っており、YAHOO公金払いに対応している市区町村であればTポイントも選択肢になります。
逆に本当に何もなければ楽天ポイントを貯めて、楽天証券で投信購入にポイントを使ってください。
つまりあらゆる行動を貯蓄のために意味あるものにします。
ポイントもスポットでみるとたかがしれてますが、年間でみればバカにできないので・・

ネットショッピングは全てポイントサイト経由&ふるさと納税
ネットの買い物はポイントサイトを経由してください。
些細なことでも案件あるかチェックしてください。私も昨年末ラオスでレンタカー借りましたが、さすがに海外レンタカーの案件なんてないだろうと高を括っていたらレンタルカー.COMの案件もあって驚きました。。
そして貯めたポイントは支出をフォローできるポイントに統合してください。
ポイントサイトも併用することで加速度的にポイントが貯められます。


またふるさと納税も併用していきましょう。
注意すべきはしょうもない返礼品のために使わないように気を付けましょう。
あくまで消耗品をふるさと納税で選ぶようにしてください。
自炊してる方はお米とか野菜とか・・ふるさと納税で日々の家計を助けるようなものを選んでください。
投資をはじめよう!
まず投資したお金をどうしたいのかを考えてください。
そのお金は何かあった時のための資金なのか、老後のための資金なのか・・
それによって運用期間も運用方法も変わっていきます。
例えば、老後資金が目的だけど最低限何かあった時に引き出せるようにしておきたい・・
その場合、毎月5万円投資に回せるとしたら
2万円→iDecoで運用
1万円→NISAで投信積立or米国インデックスファンドの買付
1万円→預金
という具合に自分なりのポートフォリオを作ってみてください。
iDecoは途中の引き出しが一切できません。しかし節税メリットが大きいので可能な限り自分が投資できる枠の上限まで使うべきです。

ただ引き出せなくなるのは困るって方でも最低5,000円はiDecoに積み立てるようにしてください。
投信と預金のバランスは人それぞれです。投信はいざとなれば売って換金することができます。(※売却から実際に入金されるまでタイムラグがあります。)
預金する金額を0にして全て投信に注ぎ込むのも1つの手です。
預金だと利息がほぼ付きませんが、投信は運用次第で増やせる可能性もあります。
この場合のデメリットは、暴落時に追加の購入だと絶妙なタイミングで動かせる資金がなくなるので長期で投資するのであれば、チャンスの時にどう動けるかまで考えて資産配分を決めておくべきです。
誰でもできるトレード方法
暴落時に全力投入
投信積立は買い付けタイミングに悩まなくていいのが利点ですが、運用という観点からすると有利でも不利でもありません。
よって運用益を最大化させたいのであれば、暴落時の全力買い付けという手法があります。
普段は証券口座に資金を入れておき、暴落のタイミングで、目を付けておいた商品や株を全力回する方法です。まさに本多静六流投資法です。

デメリットとして日々の株価チェックが必要です。
また暴落したと思って買っても翌日さらに下げることもあるため、底値の見極めもある程度は必要です。
米国株のインデックスファンドの買付
米国のインデックスファンドの積立もおすすめです。
米国のインデックスファンドは米国株式市場(ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等)を代表する規模や財務健全性の基準を満たす500社に分散投資を行い、中長期的にS&P500指数(円ベース)に連動する投資成果を目指す商品です。
日本と異なり米国は人口拡大が続き、長期にわたり成長が見込めます。
人口減少する日本に投資するより、米国に投資した方が成長への期待ができます。
世界一有名な投資家であるウォーレン・バフェットも推奨する投資法です。
デメリットとして、米国株の場合の買付手数料は0.45%、最低手数料は5ドル(SBI証券の場合)のため、仮に1万円投資した場合には5%強の手数料がかかってしまうため割高となります。ある程度まとまった金額で投資するのが良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。細部まで突き詰めればまだまだやるべきことは沢山ありますが、大枠としては収入を増やして、支出を抑えて、浮いた資金を蓄財に振り分けるというの流れです。
慣れてしまうと生活の一部として組み込まれるため、意識せずとも上記のサイクルを回せるようになります。
30代は何かと支出の増える年代です。人生のあらゆる岐路に対応できるように今のうちから備えておきましょう