セミリタイアまとめ!必要資金、生活費、セミリタイヤする方法
セミリタイアの経緯
セミリタイアを意識し始めたのは20代後半だったと思います
それまでの「セミリタイア」の印象ってなんか胡散臭いな~って。19から自分で事業やってきて同年代のベンチャー経営者やベンチャーで働く人と接する中ではハードワークが美徳とされてきて、会社を大きくすることだけが正解の世界で生きてきたのでセミリタイアと言われてもどこか他人事のように感じてました
そんな中で人生最大のトラブルが起きたのをきっかけにコーチングを受け始めました
コーチング、ひとことで言えば内なる自分との対話です。コーチングで内なる自分との対話を繰り返す内に何となくこれまで走ってきたレールと本当に自分が求めるものが乖離していることに気づき、人生一度きりなのだから自分の心に正直に生きようと思ったのがはじまりです
その中でも「セミリタイア」っていう目的ではなく、自分自身の時間を確保する方法を突き詰めていったらセミリタイアという形になっていたのが正直な所です
セミリタイアに必要な資金
セミリタイアに必要な資金ってほとんどの方が明確な金額を知らないと思います
なぜなら家族構成や年齢、住んでる場所も影響するからです
でも個々で簡単に算出する方法があります
最低必要資金は年間の支出に×25
これだけです
例えば年間支出が400万円の人は×25で1億円ということになります
セミリタイアの生活費
セミリタイヤの生活費はセミリタイヤに必要な金額の4%が年間使っていい最大値です
1億の人の4%は400万円です。これが年に使えるMAXの生活費です
そう、上記の年間支出と合致するのですよね
この考え方の元は、セミリタイアに必要な資金に到達した場合、その金額でポートフォリオを構築します。例えば株・ETFへ5割、債券へ2割、現金3割りといった具合に。そしてポートフォリオの4%を毎年引き出します。これが生活費です
残りのポートフォリオは運用します
理論上では20人のうち19人の人がポートフォリオ、つまり元金に手を付けず亡くなっています
さらに有利な点は、“セミ”がつく分何かしらの別な収入源があります。これを生活費に充ててもいいですし、運用に回してもいいので、元金がなくなる可能性は上記よりさらに低くなります
セミリタイア方法
ここまでお読みいただければセミリタイアの方法はおわかりかと
「年間支出の25倍の資産を築く」
それだけで誰でもセミリタイアが可能です
ただそれ以上に大切なのは「なぜセミリタイアするか」ということです
年間支出の25倍の資産を築くのは簡単ではありません。セミリタイアのために毎年コツコツ資産を形成するためにはモチベーションが必要です
さらにセミリタイア後のビジョンを明確に描けなければ4%のルールを維持していくのも難しくなります
セミリタイア 移住
実際私はタイに住んでいます
セミリタイアで物価の安い国に移住するのは、あらゆる面でメリットがあります
例えば年間支出400万の人が25倍の資産を築くには1億必要ですが、200万であれば5,000万円です。そういった意味で物価の安い海外へ移住することは、セミリタイアへの近道ともいえます
もちろんデメリットもあります
物価が安いといっても将来のことはわかりません。特に経済成長している東南アジアでは尚なら。タイでも徐々に物価が上昇しています。さらに物価上昇より痛手なのが為替の影響です。はじめてタイを訪れた際の1バーツは2.5円でしたが今は3.5円です。為替の影響だけで1割ほど割高になってしまっています
また言語の問題や文化の違い、治安の問題など日本にいたらあまり考えなくてもいいリスクについても考える必要がでてきます
株とFXでセミリタイア
実際私自身はセミリタイアとくくってますが、働いているわけではなくFXトレードをしています。トレード自体はポートフォリオとは別に管理しています
FXに限らずトレードはインターネット環境さえあればトレードできるので、日本にいる理由もなく物価が安く日本人にとって住みやすいタイへ移りました
FXトレードは日本時間だと動きがあまりなく、ヨーロッパ・米国時間がメインになります。そうすると時差-2時間あるタイの方が欧米時間に合わせて生活リズムを設計しやすいのも特徴の1つです。逆に日本時間に合わせると開場の9時はタイだと7時、株トレードだとその30分~1時間前ぐらいから準備が必要なので日本株の取引は長期投資だけにして、FXやCFDをメインにトレードするようになりました
セミリタイアのデメリット
セミリタイアのデメリットですが個人的にデメリットを感じたことは皆無です
ただし生活費のコントロールができないと、セミリタイア生活の維持が困難なので支出管理が苦手な人はストレスを感じるかもしれません
また勤め人から解放されるためクレジットカードの審査など影響があるかもしれません。私自身は株やFXを法人で運用しているため、クレジットカード等の審査では特段影響ありません。また昨今では使い勝手のいいデビットカードもたくさん存在するため、正直そこまで気にしなくてもいいです