セミリタイアに必要な資金
セミリタイアについて経験を基に必要な資金、生活費、方法、移住のメリット・デメリットについてご紹介します
・セミリタイヤについて知りたい
・セミリタイヤのための計画を立てたい
・セミリタイヤに必要な資金を知りたい
セミリタイアに必要な資金といっても、家族構成、年齢、住んでる場所の物価が影響するので一律いくらというものは存在しません
よってご自身のセミリタイアに必要な資金を算出するには以下の計算をしてください
最低必要資金は「年間の支出に×25」
年間の支出額に25をかけてください。これが現実的なセミリタイアに必要な資金です
例えば年間支出400万であれば×25で1億円のセミリタイア資金が必要になります
300万であれば7,500万、200万であれば5,000万となります
セミリタイヤに必要な資金 | |
年間支出150万円 | 3,750万円 |
年間支出200万円 | 5,000万円 |
年間支出250万円 | 6,250万円 |
年間支出300万円 | 7,500万円 |
年間支出350万円 | 8,750万円 |
年間支出400万円 | 1億円 |
ではなぜ年間支出×25が必要なのかというと、「4%ルール」の存在があります
「FIRE 最強の早期リタイア術」の著者であるクリスティー・シェンとブライス・リャンは退職プランと経済理論を研究したトリニティ大学における論文を基にこのルールを使い早期リタイアを実現させました。まさにセミリタイアの神的存在です
「FIRE 最強の早期リタイア術」では、セミリタイアに必要な資金でポートフォリオを構築し、毎年4%の金額を引き出しつつ、残りの資金をそのまま投資しておくことによりセミリタイアを実現させました
セミリタイアに必要な資金でポートフォリオの4%、年間支出400万円の方の必要資金は1億ですので、1億の4%は400万。つまりこのルールに則れば、年間支出×25のセミリタイアに必要な資金を確保できれば、これまでの年間支出と同額をセミリタイア後にも使えます
退職者のポートフォリオの推移から20人のうち19人(95%)の人が一文無しになることなく、老後最後まで全うできています。さらに驚くことに、その内95%はポートフォリオの元本に手をつけることなく亡くなったそうです
結論としてはポートフォリオの4%の資金で1年間の支出を賄えば、貯蓄が持続する可能性が95%だということです
さらに完全リタイアではなくセミリタイアであれば片手間の収入が発生します
片手間収入で4%と言わず3%の金額を引き出したり、その収入を更に投資に回すことで5%のリスクを減らすことができます
・セミリタイアに必要な資金は年間支出額×25で算出できる
・年間支出の少ない人ほどセミリタイアのハードルが低い
・セミリタイア資金でポートフォリオを組み、ポートフォリオの4%で1年間の支出を賄う